おだしのこと
昆布だしって???
「そもそも昆布ってどんな食材?」と感じられる方も多いはず!
ここでは簡単に昆布だしについて、使い方や魅力について説明いたします!
■そもそも昆布って?究極のエコ食材?
昆布は、海藻です。(知ってますね...。笑。)
日本人は古くから食べ続けていて、日本人が長寿国であることは、昆布が貢献しているとも言われています。
日本の昆布の約95%は北海道全域で採れます。昆布は、だしをとっても煮て食べてもよい食材です。
もちろんだしをとった後の昆布も栄養たっぷり。召し上がって頂ける究極のエコ食材です。
■昆布だしってどんな味?昆布様?
昆布だしは、もしかしたら、美味しいと誰もが思う味ではないかもしれない...です。
そもそも昆布だしそのものに主張するような味はありません。でも、実はうまみ成分のグルタミン酸が豊富に含まれていて素材の美味しさを引き立たすことができるすごい食材です。「縁の下の力持ち」なんです。
昆布だしは、鶏と合わせると「コクのある鶏だし」に!
鰹と合わせると「奥深い味わいの鰹だし」に!
昆布の味が前面に出ることはありませんが、昆布だしをベースにすることでお料理が味わい深くなり、美味しくなります。
昆布だしをベースにするとしないとでは、美味しさがまったく違います!
日本料理に昆布だしは欠かせない、昆布だしのおかげで料理が美味しくなっていると言っていいほど、すごい実力の持ち主、昆布様だったんです!
このうまみ成分は世界で注目されるようになり、イタリアンやフレンチなど、世界中で昆布が使われるようになってきました。
日本が世界に誇るべき伝統食材『昆布』。世界のお友達が先に使う前にぜひ使ってみてください!
■最強のアンチエイジング食材?女子力アップ?
昆布は、低カロリーなうえ、不足しがちな食物繊維がたっぷり。
昆布の3分の1は食物繊維でできていて、野菜からは、とりにくい水溶性食物繊維が豊富。お通じ改善は、もちろんのこと、糖質や脂肪の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれる。食物繊維の一種、フコイダンの腸から免疫力を高める作用も期待できます。
また、色素成分のフコキサンチンには、 アンチエイジングには欠かせない抗メタボ、抗酸化成分が含まれています。
昆布は、カロリーがないのにビタミンやミネラルもとることができ、 アンチエイジングも期待できる!
インナービューティーで女子力アップ♪健康・美容の意識高い方にもオススメです。
■内臓脂肪カット&高めの血糖値を下げる!ダイエットにも!
色素成分のフコキサンチンが内臓脂肪を狙い打ち!高めの血糖値も下げるとのこと!
皮下や肝臓の脂肪よりも、内臓脂肪に届きやすい性質をもち、脂肪の蓄積を抑え、たまった体脂肪を燃やすたんぱく質「UCP-1」の活性を上げて内臓脂肪を燃やす。血糖値異常の原因となる脂肪細胞からの悪玉物質の生成を抑え、筋肉で糖の利用を促すという抗糖尿病作用もあるとのこと。
スリムを目指す方、メタボ気味の方は、昆布オススメですよ~!
■高血圧の方に?
たっぷりと含まれるグルタミン酸が無理のない美味しく減塩、過食を可能にします。胃にもグルタミン酸センサーがあり、 消化吸収を調整。 うまみの減塩効果と相まって高血圧予防に役立ちます。減塩して高めの血圧が下がれば脳卒中のリスクが減ると言われています。
また血圧上昇を防ぐミネラル、カリウムを5gに305㎎(真昆布の場合)と、多く含みます。これはキュウリ約1本分に相当。昆布はうまみたっぷりの海の野菜です。
健康意識の高い方、生活習慣病の予防にも昆布はオススメですよ!
※参照元
日経ヘルス2014、7,8,11 今こそ再発見したい驚きの昆布パワー
北海道こんぶ消費拡大協議会 北海道漁業協同組合連合会
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