
離乳食にお勧めの理由
栄養価の高い野菜で、茹でると甘みが出るうえに、柔らかくクセも少なく、どんな料理にも使いやすい。
ほんのり甘くて、他の食材とも相性がよく食べやすくておすすめ。
栄養
キャベツには、ビタミンC、ビタミンKなどが豊富に含まれています。また、キャベツ特有のビタミンUは「キャベジン」と呼ばれ、胃腸の調子を整える効果が認められている。
種類
色々なキャベツの産地・種類があるが1年通して美味しいものが出回る。
冬キャベツは、冬に収穫する品種。加熱しても煮崩れしにくいので、煮物などに使える。
歯ざわりが固めですが、生でも食べられる。
春キャベツは、葉が柔らかく、色も濃いので幼児からはサラダなど生食、炒め物などにおすすめ。
グリーンボールは、球形で、きれいな緑色。
葉はしっかりと巻いていますが、仲間で薄い緑色で厚く甘みがあり、柔らかい。
また、栄養的にも、普通のキャベツより多く含まれている。
柔らかいが肉厚なので、サラダでも煮込み料理にもおすすめで万能。
選び方
春キャベツは、巻きがふんわりしていて軽いものを。
それ以外のキャベツは、葉がしっかり巻いて重くかんじるものが良品。
また、切り口がみずみずしく、割れたり変色していないものがよい。

月齢別の使い方
あくが少なく、離乳食で使いやすい食材。初期から食べられる。
初期は葉の柔らかい部分を茹でてすりつぶし、中期はみじん切りに、後期は3~4mm位のみじん切りにする。
煮ると甘みがスープにも出るので、煮るレシピはおすすめ。
芯は、まだ奥歯の生えていない赤ちゃんには食べづらいので、大人食に使用する方がおすすめ。
生で食べられるのは、離乳食卒業後からが目安。離乳食中は、生のキャベツを噛むことも難しい。
衛生面から考えても、少し大きくなってからの方が安心。
下ごしらえ
外側に近い葉に虫や土がついている可能性があるから、離乳食に使うときはいつもより丁寧に洗いましょう。
キャベツの離乳食レシピはこちら

こどもの食育クリエイター管理栄養士
中尾 友紀先生監修
Instagramアカウント @kodomonoryori