昆布のいろいろ
昆布はどうやって採れるの?
2006年営業部で昆布知識を深めるため昆布の産地、北海道へ研修に行ってきました!
さっそく、小さな舟にのって昆布をとりに行ってきます!
昆布ってけっこう小さな舟で採っているんですよ~。
昆布は外海に面した比較的浅瀬の、波の荒い岩礁地帯で生育。
地域や、昆布の種類にもよりますが、おおよそ5~8mくらい(ところによって20m)の深さで生えています。
天然昆布は、先がL字に曲がった長い棒などで、昆布をからめて採ります。
昆布で舟が満タンになったら一旦浜へ戻り昆布を降ろします。
この作業を朝早くからおよそ10時ころまで繰り返します。
ちなみにこちらは『拾い昆布漁 』 の様子です。
『拾い昆布(流れ昆布)漁 』 とは、 岩から剥がれて浜辺に打ちせられた昆布を拾う採取の仕方です 。
船から降ろした昆布は、干場で乾燥の工程に入ります。(一部地域は乾燥室に入れるところもあります。)
干すことによって、はじめて昆布のうまみ成分(グルタミン酸)が生まれ、その昆布を水から煮ることによっておいしい出汁がでます。(つまり、 海中では昆布のだしは出ません。)
天日干しした昆布の長さをそろえて倉庫へ入れています。バンドの色によってグレードを仕分けています。
こんな感じで出荷されます。一本なんと20kgもあるんです!
※参考文献: こんぶネット (社団法人日本昆布協会)